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せいこ先生のピアノ上達法
せいこ先生からのメッセージ ワンランク上のピアノライフを目指して初心者の方、ピアノを習うお子さんの上達を支えたいと思う保護者の方、昔習っていたピアノをもう一度基礎からしっかり学んでより深くピアノを楽しみたいと思っている方、中級以上だけれどなかなか思うように弾けずに悩んでいる方たちなどの 何をどうしたらピアノを上手に弾… -
ブルグミュラー 25の練習曲 No.2 アラベスク その1 解釈編 ~楽譜から何を読み取るか
ピアノ学習者がまず最初にあこがれるブルグミュラーのアラベスク。練習曲なので技術の向上を図ることが目的の一つではありますが、楽譜に書かれていることをどのように解釈して一つの音楽作品として演奏するか、ということを学ぶためにもとてもよい教材です。今回から「解釈編」と「技術編」の2回に分けて徹底解説します。 まずは楽譜を見渡… -
ブルグミュラー 25の練習曲 No.2 アラベスク その2 技術編 ~表現したいことを表現するためのテクニック
前回の記事でブルグミュラーのアラベスクの楽譜から作曲者の意図をどのように読み取っていけばよいかを考察しましたが、今回は読み取ったことを音にして表現するためのテクニックとその練習方法について解説します。 イメージしたことを音にするために 表現するためにはまず何を表現したいのかを考えることが必要です。 ここはかっこよく こ… -
和音をたっぷり響かせるには? バーナムピアノテクニック 深呼吸で学ぼう
様々な運動や動作のタイトルがバーナムピアノテクニックの各曲に付いています。そのタイトルから連想される動作を実際に腕や手首、指を使ってすることで、タイトルに見合った音色や響き、キャラクターを表現するテクニックを学ぶことができます。 今回は各巻で何度も繰り返し出てくる「深呼吸」を取り上げ、和音をたっぷりと響かせるための動作… -
バーナムピアノテクニック 側転運動で学べる演奏法 ~分散和音、ポジション移動、手の受け渡し~
様々な運動や動作のタイトルがバーナムピアノテクニックの各曲に付いています。そのタイトルから連想される動作を実際に腕や手首、指を使ってすることで、タイトルに見合った音色や響き、キャラクターを表現するテクニックを学ぶことができます。 せいこ先生 今回は「側転運動」(バーナムピアノテクニック1と2より)を取り上… -
ブルグミュラー 25の練習曲で何を学べるか?
今も昔も人気のある初級者向けの教本、ブルグミュラー25の練習曲。発表会の定番曲もたくさん含まれ、最近はブルグミュラーの名を冠した彼の作品が課題曲であるコンクールもでき、さらに人気が高まっています。教材としての価値と、この曲集を通してどのように表現の技術の向上につなげていくかのヒントをお伝えします。 ブルグミュラーは人の… -
音楽的な演奏のために必須!! 楽語を知ろう おすすめの辞典も紹介します
楽譜には音符や休符だけではなく速度や強弱、表情や奏法を表す言葉が書かれています。楽語(音楽用語)と言いますが記号になっているものもあります。日本語で書いてくれていればよいのですが、残念ながら外国語なので、その意味を知り覚えていくことが作曲者の意図をくみ取り、正しく表現するために必要になります。どのように意味を調べれ… -
練習の効率と本番力を上げる!イメージトレーニングを取り入れよう
本番での緊張を乗り越え普段の力を発揮するためには練習を重ねて不安を取り除くことが一番の近道です。しかしただやみくもにピアノを弾くことは効率の良い練習方法ではありません。練習の能率をあげるためにも、本番力を上げるためにも効果的なのがイメージトレーニングです。普段の練習や本番前にどうイメージトレーニングを取り入れるとよ… -
緊張の乗り越え方 本番で自分の力を発揮するために
人前で演奏するときには誰しもが緊張します。 緊張したことでいつもの力が発揮できず悔しい思いをしたこと、次の本番が怖くなってしまったこと、誰しも経験があるのではないでしょうか?どんなにたくさん舞台を踏んでも年を重ねても緊張はするもの。その緊張を乗り越え、自分を失わずにコントロールし、普段の力を発揮するための心構えと対処… -
本番の効用 舞台を踏むことで得られるもの
発表会やコンクールなどの大きな舞台を踏むことで、ピアノ演奏の実力が飛躍的に伸びるだけでなく、人間としていろいろな力をつけ大きく成長することができます。本番を経験することで得ることのできる力について解説します。 目標を達成するために 普段のレッスンではある程度の合格ラインをレッスンの時間内にクリア出来れば丸をもらえます… -
本番前日までに準備するもの・確認すること
いよいよ本番が近づいてきました。練習も大事ですが当日の持ち物の用意や会場までの行き方の確認を前もってしておきましょう。前日までにしておくべき準備をリストアップします。 持ち物 必需品 ①楽譜暗譜完璧と思っていてもふと不安になってしまうもの。本番直前の最終の見直しも必要です。必ず持っていきましょう。 ②衣装本番で着る衣装は… -
本番の衣装と靴の選び方
ピアノの演奏を舞台で披露する発表会やコンクール。せっかくの晴れ舞台なので普段着ではなくいつもよりも素敵な服で演奏したいですよね。お気に入りのデザインの服でよいのですが、選ぶ際に気を付けてほしいチェックポイントをお知らせいたします。 自由の利くサイズのものを 椅子に座った姿勢を基準にする ピアノは座って弾くので 椅子に掛… -
本番に向けての練習~舞台マナー編
発表会やコンクール、演奏会などの舞台に立った時、聴衆はあなたの演奏を聴くだけでなく、あなたの一挙手一投足にも注目しています。見た目の印象も人前に立つ時にはとても大切です。舞台上での振る舞いについて気をつけるべきことを解説します。 舞台マナー 服装 晴れの舞台です。華美なものである必要はありませんが普段よりもきちんとした… -
暗譜を効率よく確実にするために
ピアノソロはほとんどの場合、曲を覚えて楽譜を見ずに暗譜で弾くことを求められます。コンクール、試験などは暗譜が参加の前提ですし、発表会でも暗譜で弾いている方がカッコイイですよね。ひたすら練習して暗譜をすることも出来ますが、そのやり方では多くの時間と労力を費やしてしまいます。より確実に効率よく暗譜するための方法を伝授し… -
本番に向けての練習の仕方
発表会やコンクール、試験などの舞台に立って弾くことはピアノの上達のためにとても大切な経験です。目標に向かって練習を重ねてしっかりと曲を仕上げ、人前で、緊張する状況で演奏することで飛躍的に実力がアップします。しかし本番で緊張のもと弾くためには普段のレッスン程度の仕上げでは足りません。本番に向けての練習の仕方と心構えを… -
曲を仕上げるー流れを止めるな!
新しい曲を譜読みしているときや、うまく弾けない箇所があるときは曲の途中で止まりながら練習をすることになりますが、曲を仕上げる段階になったら「音楽の流れを止めずに最後まで弾く」ことが重要になります。まじめな人ほどミスを気にしてその度に止まったり弾き直しをしてしまいやすいですが、ミスすることよりも音楽の流れを止めてしま… -
良い音は良いフォームから~手と指の形
ピアノを美しい響きのよい音で弾くためには、良いフォームが欠かせません。また無理がかからず手や体を痛めないためにも合理的で良いフォームを保つ必要があります。今回は音色を決定づける手と指に焦点を当てて、良い音を出すためにどのような手指の形で弾くのがよいのか、なぜその形がよいのかを解説します。 いい手・指の形 指の関節 一音… -
メロディーと伴奏のバランスをうまくとるにはどうすればいいの? その2 ~片手でメロディーと伴奏を両方弾く場合
メロディと伴奏の両方を右手だけ、もしくは左手だけで弾かなくてはならないときがあります。片手の中で指をコントロールし、いいバランスでメロディーと伴奏を弾き分けるのは至難の業。そのコツと練習方法をお伝えします。 両手の時と基本ポイントは同じ やるべきこと、注意すべきことは基本両手の時とほぼ同じです。 どこがメロディでどこが… -
メロディーと伴奏のバランスをうまくとるにはどうすればいいの? その1
メロディと伴奏でできている曲は多いですが、「伴奏もっと静かに。」と注意されること、よくありませんか?両者を良いバランスで弾くのはなかなか難しいもの。メロディを邪魔せず控えめに美しく伴奏形を弾くコツをお教えします。 どちらかの手でメロディ、反対の手で伴奏を弾く場合 いいバランスで弾こうとする まずはどちらがメロディでどち… -
拍子感ってどうやって出すの?
「この曲何拍子?」とレッスンの時に先生に聞かれることはありませんか?意外と自分が弾いている曲が何分の何拍子なのか意識できている人は少なく、よく弾けているのにつまらなく感じてしまう演奏には拍子感がないことが多いです。拍子とは、拍子感とは何なのか、ないとどうしてつまらないのか、どうやって拍子感を表現すればいいのか解説し… -
弾けないところの練習の仕方~分解する・拡大する・繰り返す
うまく弾けない箇所を実際どう練習すれば効率よく克服していくことが出来るか。3つの言葉をキーワードに練習方法をご紹介します。 その前に「弾けない」原因をおさらいしましょう。 次の音を把握していない 次の音に手が行ってない 指使いが悪い でしたね。 https://seiko-klavier.com/%e3%81%93%e3%81%93%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%9c%e5%bc%be%… -
ピアノを演奏するときの呼吸の方法とは? 歌うように呼吸しよう
ピアノという楽器は鍵盤を押せば音が出るので、ただ音を弾くだけなら呼吸を必要としません。一生懸命弾いているとつい息をすることを忘れてしまいますが、呼吸を伴わないと弾いていることは単なる音の羅列にしかならずつまらない演奏になってしまいます。ピアノを演奏するために呼吸が必要な理由と、ピアノを弾きながらどのように息をすべき… -
音が変わる!!ピアノを弾くときの足の位置気にかけてますか?~ 良い音は良いフォームから
良い響きの音を出すためには良いフォームで弾くことが必要です。手の形、指の形、座り方など良いといわれているフォームは体を合理的にコントロールできるので良い音を出す助けになり、また体に無理がかからないので練習をしすぎてどこかを痛めるということもなくなります。今回のテーマは「足」。ピアノを弾く作業は上半身に動きが集中して… -
ミスをなくす方法~ここはなぜ弾けないの?ここはなぜいつもミスするの?を考えよう
つっかかる箇所、ミスしてしまう箇所をやみくもにたくさんの回数を練習してもなかなか効果が上がりません。 うまく弾けない箇所の原因と対策をお伝えします。
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